《Bubble》サーバーログを取得する方法について
概要
Bubbleではサーバーログを確認し、サーバー上で発生したワークフローやデータ変更履歴等を確認できます。
サーバーログでは、フロント側の処理だけでなく、バックエンドの処理についても確認することができます。
今回はBubbleでサーバーログを取得する方法について解説します。
サーバーログを取得する方法について
1.ログの見方
最新の結果が最初に表示されて、降順で表示されます。
各エントリについて、次の詳細が表示されます。
① | アクション/イベント名 | ワークフローのアクション/イベントの名前 |
② | ユーザーのEメール | ワークフローを開始したユーザーのEメール。ユーザーが登録していない場合、フィールドには匿名のユーザーと表示されます。 |
③ | ユーザー ID | ワークフローを開始したユーザーの ID |
④ | タイムスタンプ | 記録されたイベント/アクションの日時 |
⑤ | メッセージ/プロパティ | このイベント/アクションのプロパティ、またはエラー メッセージ |
2.ログの検索
LogsタブのServer logsセクションでは、アプリで実行されたメール送信やデータ変更などのサーバーアクションのログを検索できます。
特定のユーザーを、メールやID、特定の日付、特定のキーワードで検索できます。
アプリにアクセスが多い場合、大量のログが表示されます。その際に条件を設定することで、確認したいイベント等のみを検索できます。
↓
① | Started running workflow | ワークフロー実行の開始ログを表示する |
② | Event condition passed | イベント条件一致のログを表示する |
③ | Event condition not passed | イベント条件不一致のログを表示する |
④ | Running action | アクションの実行ログを表示する |
⑤ | Action condition failed | アクションのエラーログを表示する |
⑥ | Finished running action | 終了したアクションのログを表示する |
⑦ | Finished running workflow | 終了したワークフローのログを表示する |
⑧ | Error running API workflow | APIワークフローのエラーログを表示する |
⑨ | Workflow error | ワークフローのエラーログを表示する |
⑩ | Autobinding operation | データの自動更新ログを表示する |
⑪ | Plugin server side output | プラグインからのサーバーへの実行ログを表示する |
⑫ | Plugin server side error | プラグインからのサーバーへのエラーログを表示する |
⑬ | Scheduled task to run | 定期タスクの実行ログを表示する |
⑭ | Scheduled task completed | 定期タスクで正常に完了したタスクのログを表示する |
⑮ | HTTP request | HTTP requestの通信ログを表示する |
⑯ | HTTP response | HTTP responseの通信ログを表示する |
⑰ | Request for API workflow | 外部APIとの通信ログを表示する |
⑱ | Sending email failed | Bubble内でメール送信のエラーログを表示する |
3.特定のワークフローのログだけ表示する
特定のワークフローで実行されているアクションだけを表示したい場合、「zoom on this workflow」をクリックします。
例:
①User is logged inというワークフローに関するアクションだけ表示したときに「zoom on this workflow」をクリックします。
②このように、User is logged inというワークフローに関するアクションだけ表示されます。
4.エディターのリンクをたどる
ログ内のステップをクリックすると、そのログ エントリ内の関連イベントまたはアクションのワークフロー エディターが直接表示されます。
例:
①ステップ名をクリックします。
②クリックしたワークフローのエディター画面が表示されます。