《Bubble》SNS共有機能の実装方法(プラグイン有/無)
概要
今回はBubbleで開発したアプリにSNS共有機能を実装する方法について、プラグインの使用方法もあわせて2つのパターンで解説していきます。
SNS共有機能の実装方法(プラグイン有/無)
プラグインを使用する場合
まずはプラグインをインストールします。
今回使用するのはBubble公式が出している「AddtoAny Share Buttons」プラグインです。
SNS共有機能の実装(プラグイン有)
基本的な設定
①「Share Buttons」エレメントの配置。
②「Share Buttons」エレメントの設定。
📌「Share Buttons」の特徴
▪ デフォルトで「Email」 「Facebook」 「X(旧Twitter)」が表示されており、チェックをつけたSNSが追加で表示される。
▪ 「URL to share」ではユーザーが共有したいリンクを動的な値として設定できる。
▪ 「Overwrite icon colors」ではSNSアイコンの色を任意の色に変更できる。しかし全部同じ色になる。
▪ LINEへの共有がない。
「URL to share」の使用例
設定としてはユーザーが共有したいリンクを入力するための「input」を配置して、「URL to share」にその値を設定するだけ。
あとは「input」にURLを入力して、共有したいSNSのアイコンを押せば各SNSでリンクを共有するためのウィンドウが表示される。
「Overwrite icon colors」の使用例
チェックをつけると「Icons color」という項目が表示されるので、任意の色を設定する。
SNS共有機能の実装(プラグイン無)
プラグインを使用しない場合は、シェアボタンを作成するためのHTMLコードを各SNSのサービスページから取得してくる方法があります。
例として X と LINE での共有を紹介します。
X(旧Twitter)
① Twitter Publish にアクセスして、下にスクロールして「X Buttons」を選択する。
②「Share Button」を選択する。
③HTMLコードが作成されるので「Copy Code」する。
④BubbleエディターでHTMLエレメントを配置して、③で取得したコードをペーストする。
※シェアする内容をカスタマイズしたい場合は以下のパラメータを用いる。
引用:https://www.howtonote.jp/twitter/button/index4.html
LINE
①LINE Social Plugins アクセスし、「LINEで送る」ボタンを設置するを選択する。
②ボタンのスタイルを設定し、「LINE Social Plugins ガイドラインに同意します」にチェックをつけるとコードが作成されるのでコピーする。
⚠️「URLを設定」の値は、シェアしたいページのPreview画面URLから
「?debug_mode=true」を削除したものを入力する
③BubbleエディターでHTMLエレメントを配置して、②で取得したコードをペーストする。
⚠️ date-url="URL"の値をThis URLに変えておく
まとめ
以上二つのパターンで解説しました。
プラグイン有りの場合は値の設定を含め実装が簡単。
プラグイン無しの場合は各サイトにアクセスし、コードを取得する手間があります。
しかし、多少の手間はありますが実装自体は簡単で、配置やパラメータによるシェア内容のカスタマイズなどの自由度も高いため、プラグイン無しでの実装のほうが使いやすいと感じました。是非用途に合わせてお試しください!