近頃話題のノーコードツールにはビジネスを行う上での魅力が沢山あることをご存知ですか?ノーコードツールを賢く利用すれば、時間的にも資金効率的にも新規事業をこれまでよりも優位に展開できるかもしれません。
ノーコード開発は以下のような企業様に最適です!
スピーディーにアプリやシステムを開発したい
開発スピードを売りとしている
限られた予算と人員で開発したい
コストは抑えたいがクオリティは下げたくない
低予算でニッチな市場に参入したい
本番前のプロトタイプを自社で作りたい
DX(デジタル改革)のきっかけを模索している
特に、近年実施することが重要視されているPoCを行いたいと思っている企業様にとってノーコード開発はピッタリだと言えます。
この記事では、
ノーコードに関する概要のおさらい
ノーコードツールのメリットデメリット
なぜPoCに向いているのか?
1番効率のいいノーコードツール活用方法
を解説しており、この記事を読むことでアプリ開発を安く!スピーディーに行うための知識を得ることができますので、是非最後までご覧いただければと思います。
まずはノーコードの概要をおさらいしておきましょう。
■ノーコードとは?
ノーコードとは、プログラミング言語を用いてコーディングをすることなくシステムなどを開発する手法、又は開発可能なツールのことを指します。
では具体的にどのように開発するのでしょうか?
ノーコード開発ツールでは、GUI(Graphical User Interface)つまり『画面操作』のみでWebアプリなどのシステムを開発します。
これまでシステムを開発する際に必要とされてきたプログラミング言語が全くわからなくても大丈夫!
視覚的にわかりやすく設計されたそれぞれのプラットフォームの使い方さえ理解すれば、プログラミング言語がわからなくてもアイデアをすぐに形にできるというわけです。
ちなみに、ノーコードとよく比較される開発手法としてローコードといった開発手法もあります。
ノーコードとローコード、自社の新規事業にとってどちらの開発手法が適切なのか比較するためにもローコード開発のポイントも軽く押さえておきましょう!
■ローコードとは?
ノーコードが全くコードを書く必要が無い開発手法なのに対して、ローコードは『少ないコードで開発する手法』で、ローコード開発のためのソフトウェアを、ローコード開発プラットフォームと言います。
ローコード開発の最大の特徴でありメリットは『ノーコードの簡単さ』×『フルスクラッチの柔軟性』を同時に取り入れられるところです。
ローコードでの開発方法
ローコード開発もノーコードと同じようなGUI(画面操作)での構築が基本となりますが、必要に応じてプログラミング言語を用いたコーディングを行い、機能の拡張を図りながら開発を進めて行きます。
ノーコード開発と比べるとアプリケーションに追加できる機能の柔軟性が高くなる一方で、書くコードは少ないもののプログラミング言語を使用して開発を行う局面がある為に、プログラミングの専門的な知識や、コーディングの労力が必要となります。
ノーコードとノーコードの違いについて理解を深めたところで、ノーコード開発のメリットとデメリットをもう少し深掘りしてみましょう!
■ノーコード開発のメリット
その①:プログラミングの知識が必要ない!
ノーコード開発の最大のメリットは、なんといってもプログラミングの知識がゼロでもアプリやWEBサイトの構築が可能であること。
もちろん前述したように、それぞれのプラットフォームの使い方を覚える必要はありますが、ノーコード開発ツールはGUI(画面操作)での開発を目的として作られているために視覚的にわかりやすく、直感で操作が出来るものがほとんどです。
更に予めテンプレートが用意されていたりもするので1からデザインを考える必要が無い場合もあります。
その②:開発費用を大幅に削減可能!
例えばアプリ開発には最低でも50万円〜100万円、平均で200万円〜500万円程の開発費用がかかりますが、その理由がエンジニアの人件費の高さにあります。
しかし!ノーコード開発にはプログラミングの知識は不要!わざわざ人件費の高いエンジニアを雇う必要が無く、その分開発費用を大幅に削減することができます。
その③:スピーディーな開発が可能
ノーコード開発ではその特性上、従来のシステム開発に必要としていた機能実装とテスト工程時間を大幅に削減することが可能です。
具体的には、①プログラミングの実装時間、②バグ修正の時間、③認識不一致による修正の時間です。
認識不一致による修正に関しては、携わる人数が少ないノーコード開発だからこそといった感じですね!
その④:セキュリティー対策コストがかからない!
従来のアプリなどのシステム開発を行う場合、セキュリティ面の対策も全て自社で行う必要性がありました。
セキュリティ対策コストは非常に大きな負担となります。
しかし、ノーコード開発ではプラットフォーム側が用意したサーバーを使用する場合がほとんどで、自社サーバーの保守が不要となり、大幅なコスト削減が可能となるのです。
魅力的なメリットを多く持つノーコード開発ですが、デメリットに関しても事前にしっかりと把握しておきましょう!
■ノーコード開発のデメリット
その①:思い通りに表現できない可能性がある
ノーコード開発が抱えるデメリットとして自由度と拡張性の低さがあります。開発ツールによって搭載される機能も異なるため、ツールにそもそも備わっていないような挙動をさせたい場合はノーコードでの開発を断念しなければなりません。
その②:プラットフォームへの依存度が高い
プラットフォームでの運用はセキュリティ対策コストの面ではメリットとして捉えることが出来ますが、もし万が一そのプラットフォームのサービスが終了してしまったり、サービスの改悪があった場合にプラットフォームを変更する選択をするのであれば、また1から別のプラットフォームで開発し直さなければならないですし、そうでなければ改悪の条件を受け入れなければなりません。また、プラットフォーム側のシステムメンテナンスや障害時には当然利用が制限されるリスクもあります。
その③:複雑なシステム開発には不向き
前述した通り、ノーコード開発ではそもそも搭載されている機能を組み合わせて開発を行うことが前提となるため、例えばゲームアプリや特殊な業務システムなどの独自の機能や複雑な挙動をさせたい場合には向いていません。
その④:開発ツール選びは慎重に!
ノーコード開発ではツール選びがかなり重要です!当たり前ですが開発ツールは一つだけでは無いので、どの開発ツールを選ぶかによって出来ることと出来ないことが違ってきます。まずはどのようなシステム開発したいのか?そのためにはどのような機能が必要なのかを定義した上で、1番マッチした開発ツールを慎重に選定する必要があります。
その⑤:日本語対応しているツールが限られている
ノーコード開発では英語が得意な方の方が有利です。というのも、日本語に対応している開発ツールももちろんあるのですが、日本語に対応していないツールも数多くあります。使用したい機能が日本語対応していないということもあるので、「絶対に日本語に対応しているツールじゃないと嫌だ」となると選択範囲が狭まりますし、日本語未対応のツールを使用することにしたとしても、いちいち意味を調べなくてはならない局面が現れるでしょう。
このようにノーコード開発にはいくつかのデメリットも存在します。ここまで読み進めていただいた結果、ノーコード開発が不向きだと結論付けた企業様もいらっしゃったことでしょう。
しかし、ノーコード開発は慣れてしまえば非常にスピーディーかつ低予算での開発を可能としており、大規模な開発を必要としていない企業様にとってはメリットの方が大きかったのではないでしょうか?
特に、製品やシステム開発のリスクを抑えるためにも既に多くの企業が取り組み始めているPoCとは相性が抜群!
その理由や必要性についても簡単に説明していきます。
■PoCとは?
まずは概要を簡単におさらいしておきましょう。
PoCは英語のProof of Conceptの略称で、ポック又はピーオーシーと読みます。
日本語では「概念実証」と略されるPoCは、新しい理論、技術、手法やアイディアに対して現実的に可能なのか?又、費用対効果に見合うのか?といった検証を、理論や計算上だけではなく、実際にシステムや製品の簡易版を製作して、より具体的に行う検証方法となります。
よって、必要な要素や仕様の洗い出しとして行われることもあります。
例えば、医療業界での医薬品開発時の臨床実験、IT業界での新システムのリリースに先立って行われるプロトタイピング、映画業界ではCG技術などを検証するためのコンセプトフィルム作成などもPoCに当たります。
・PoCを行うメリット
PoCを行うメリットは様々です。
その①:開発リスクがグッと下がる
PoCでは実際に試作品を製作してユーザーに使用してもらい、そのフィードバックを得て更に改良を加えることも容易です。また、実際にはどれぐらいの期間がかかるのか?といった予測も立てやすくなる為、開発のリスクを軽減することが可能です。
その②:コストと工数を減らせる
PoCを行うことなく開発を進め、途中段階で実現困難といった判断をせざるを得なくなってしまった場合、それまでに費やしてきた工数やコストが無駄になってしまいますよね。
PoCには時間・コスト面で無駄を減らすメリットがあります。
その③:資金調達がしやすくなる
開発時に資金調達を行いたいと思った場合、PoCによる現実的な検証が既に行われており、ポジティブな結果の見通しがある程度ついていれば、投資家によるプロジェクトへの出資を受けやすくなるといったメリットもあります。
■ノーコード開発がなぜPoCに向いているのか?
ノーコード開発とPoCの特徴を並べてみると、ノーコード開発がいかにPoCに向いているか既にお気づきの方も多いことでしょう。
実は、低予算でスピーディーに新しいシステムを開発できるようになったのは、クラウドが普及し、開発に必要なサーバーが手軽に使用できるようになった今の時代だからこそなんです。
時代の流れの恩恵を上手に利用しない手はないんです。
ノーコード開発によってコストと工数を抑えて開発したプロトタイプをユーザーに使用してもらい、フィードバックを得てPDCAサイクルを高速回転させながら開発者の想いとユーザーが求めているもののギャップを極力減らしながら開発されたシステムなら、実際に市場に出た時に強いに決まっていると思いませんか?
しかし、やっぱり気になるのがノーコード開発のデメリットですよね。
PoCの重要性や、ノーコード開発のメリットが十分理解できたとしても日本語対応のプラットフォームの少なさや、無理して日本語未対応のツールを選択してしまった際には英語が不得意な方にとってストレスに感てしまうだけでなく開発に無駄に時間がかかってしまったり、また、ツール選びを間違えるとそれだけで時間やコストを無駄にしてしまうといったデメリットは無視し難いですし、ノーコード開発を躊躇してしまいますよね。
■1番効率のいいノーコードツール活用方法
ここまで読んで頂き、ノーコードに関して、理解が進んだかと思います。
新規サービスを立ち上げる際や、実証実験を行い際に、ノーコードで開発を進める際には、 スムーズな開発を進める為に、ノーコードに詳しいパートナーを見つけることをお勧め致します。
ノーコード開発といえどもプラットフォームを使いこなすまでにはある程度の学習時間が必要ですし、前述した通り多くのプラットフォームの中から自社で開発したいサービスにとって最適なものを選択するにも知識と経験が必要となります。
学習期間を無くし、最適なプラットフォームを選定して失敗を極力少なくし、ノーコードでの開発は専門のエキスパートにお任せしてビジネスサイドに尽力することが、結果的に一番コスパの良い美味しいとこどりの選択だといえるでしょう。
いかがでしたでしょうか?今の時代だからこそ可能になったノーコードによる開発を上手に利用してコスパ良く、新しいシステムを開発してみませんか?
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最後まで読んでいただき、ありがとうございました!